看護師の転職|病院以外におすすめの職場15選【夜勤なし&高収入】

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看護師として現在の職場から転職するために

  • 看護師の経験を活かして働ける、病院以外の転職先を知りたい
  • 夜勤なし、高収入などの希望条件満たしている職場が見つからない

と悩んでいませんか。

結論、看護師資格を活かして働ける職場は病院以外にも多数存在します。職種ごとの働き方を理解して、転職先の選択肢を増やしましょう。

ただ新卒や未経験の看護師は病院で働くのが最適ですので、ご注意ください。

本記事では、看護師転職におすすめする病院以外の職場や、働き方について分かりやすく解説します。

読み終えるころには転職先の視野が広がり、理想の職場を探せるようになるため、ぜひご覧ください。

目次

看護師必見|病院以外の転職先を選ぶ基準

看護師が病院以外の転職先を探す際、考えるべき基準は以下の3つです。

病院以外の転職先を選ぶ基準

  • 得意分野を活かして働けるか
  • 自分の性格に合わせて働けるか
  • ライフスタイルを優先して働けるか

順番に確認していきましょう。

得意分野を活かして働けるか

転職時は、ご自身の得意分野を活かして働ける職場を吟味するのが大切です。業務内容を新しく覚える際、ストレスを軽減できるからです。

また、経験やスキルを積むために時間を浪費する心配もありません。

履歴書作成や面接時もアピールしやすく、選考通過に悩むリスクもないでしょう。

さらに得意分野を活かした転職は、転職先で即戦力として貢献できるため、円滑なキャリアアップに繋がります。

自分の性格に合わせて働けるか

看護師が病院以外の転職先を検討する際は、ご自身の性格に合わせて働けるかを確認しましょう。

例えば、コミュニケーション能力に自信のある方が、デスクで黙々と仕事に取り組んだ場合、最大限のパフォーマンスを発揮できない可能性があります。

逆に、コミュニケーションを取るのを苦手とする方が、人との関わりを求められる業務に取り組むのは、仕事が続かず行き詰まってしまうでしょう。

ご自身の性格と不一致な仕事は、体調を崩したりストレスを感じたりする傾向があります。

ぜひ、ご自身の性格を考慮して転職先を選ぶのを意識してみてください。

ライフスタイルを優先して働けるか

病院以外の転職先を検討する看護師の方は、ご自身のライフスタイルに合わせて働ける転職先を選びましょう。

例えば、お子様がいる方なら夜勤なし、生活サイクルを崩したくない方なら土日休みなどの雇用条件が適切です。

ライフスタイルを優先しない働き方は、体調不良ストレスの蓄積などに繋がります。

現在の働き方を見直すために転職するとはいえ、転職先でつらい思いをしてしまっては本末転倒です。

ご自身の生活を振り返って、最適な働き方をもう一度考えてみましょう。

看護師に人気のある病院以外の転職先8選

続いて、看護師の転職先に人気な職場を8つ紹介します。

看護師に人気の病院以外の転職先

  • 一般のクリニック
  • 美容クリニック
  • 健診センター(労働衛生機関)
  • 保育園
  • 児童養護施設
  • 大学の保健室
  • 治験医療機関
  • 企業(産業看護師)

上記の職場は、夜勤や慌ただしい看護業務が少ない転職先として人気があります。それぞれ詳しく見ていきましょう。

一般のクリニック

一般のクリニックは、病院以外に看護師が検討する代表的な転職先です。

主な仕事内容は医師の診療補助であり、問診やバイタル測定、採血や点滴などの看護行為全般を担当します。患者の命が左右される場面はほとんどありません。

またほとんどのクリニックには入院機能がないため、夜勤が発生しにくく、勤務時間も固定されます。

クリニックへの転職は、幅広い業務内容を経験したい方や、ご自身のライフスタイルを優先して働きたい看護師の方におすすめです。
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年収相場350〜420万(准看護師:315〜378万)
勤務形態土日祝休み
おすすめな人自宅の近くで働きたい人看護以外の経験を積みたい人生活サイクルを崩したくない人

美容クリニック

美容クリニックは、一般のクリニックよりも年収相場が高く、転職すれば高収入が見込めます。保険外診療であることが多く、病院の収益性が高くなるからです。

美容クリニックでは看護師経験に加えて、施術の提供や広報、リピーターの確保などを担当する場面も発生します。

また、美容クリニックは診療時間が長く、休日・祝日に出勤を求められる傾向も高いです。

高収入の仕事に就きたい方や、業務体制に柔軟に対応できる方は、美容クリニックへの転職を検討してみてください。

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年収相場500万前後
勤務形態不定期休・シフト制
おすすめな人接客・営業に携わりたい人クレーム対応にも臆さない人美容について興味・関心がある人

健診センター(労働衛生機関)

健診センターも看護師の転職先として人気が高い職種です。健康診断や人間ドック、特定健診などをおこなう機関であり、看護師は採血や血圧測定などを担当します。

外来業務がメインですが、施設によっては検診車で県内外を巡回することもあるようです。

一方、看護業務はほとんどなく、患者と深くコミュニケーションを取る場面もありません。採血や測定を繰り返すため、突発的な対応などもほとんどないのが特徴です。

健診センターは、淡々としたルーティンワークを求める看護師にぴったりな転職先といえます。

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年収相場350〜400万
勤務形態土日祝休み
おすすめな人採血が得意な人事務的な作業が得意な人黙々と作業するのが好きな人

保育園

保育園も看護師の転職先として人気のある職種です。園児の体調管理やケガの応急処置、感染症対策、保護者への保健指導などを担当します。

保育の手伝いを求められる職場もあるため、保育士に近い働き方といえるでしょう。子供と接する仕事ですので、小児科での経験がある看護師は採用時に高く評価されやすいです。

ただ採用人数が少ないため、転職の難易度が高く感じる可能性があります。

保育園看護師への転職は、突発的な保育に対応できる方や、看護師としての経験を積んでいる方におすすめです。
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年収相場350〜400万
勤務形態土日祝休み
おすすめな人子どもと接するのが好きな人保育経験や小児科経験がある人ライフワークバランスを重視したい人

児童養護施設

児童養護施設は、看護師を採用している施設が増えつつある職種です。

主に子どもの健康管理や施設の衛生管理、身体介助などを担当します。看護行為がほとんどないため、保育看護師と似た働き方といえるでしょう。

ただ施設によっては病院と同様、宿直や夜勤が必要な場合があるので、転職前の事前確認をおすすめします。

児童養護施設は、子どもたちと深く接しながら働きたい看護師の方に最適な転職先です。
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年収相場300〜400万
勤務形態施設によっては夜勤・宿直あり
おすすめな人子どもと接するのが好きな人看護業務に固執せず働きたい人保育経験や小児科経験がある人

大学の保健室

大学の保健室は、看護師資格を保有していれば働けるため、看護師の転職先として人気の職種です。(小中学校の保健室で働く場合は、養護教諭や学校保健師などの資格取得が必要)

学生や教職員のケガ・病気への対応はもちろん、定期健康診断の手配や保健指導なども担当します。事務作業が中心であり、病院ほど慌ただしい看護処置も発生しません。

ただ規模が大きい大学では、看護業務が発生しやすい傾向があるようです。

また、人気のある職種から求人が少なく、留学生が多い大学では英語スキルが求められる場合もあります。
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年収相場300〜350万
勤務形態施設によっては夜勤・宿直あり
おすすめな人事務系の作業が得意な人看護業務に固執せず働きたい人ライフワークバランスを重視したい人

治験医療機関

治験医療機関の治験コーディネーター(CRC)は、看護師資格を活かして働ける職種です。

治験がスムーズに進められるように、被験者への説明や資料作成、スケジュール管理などをおこないます。看護業務はほとんどなく、医療系資格も必須ではありません。

ただし、治験医療機関スタッフは看護師資格保有者である傾向があり、看護師経験は採用時に有効だといえます。

また、経験年数によって年収が上がるため、病院看護師以上の収入を目指すのも可能です。

看護師資格を活かしつつ別の職種で経験を積みたい方は、治験医療機関の治験コーディネーター(CRC)への転職をおすすめします。
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年収相場400万円前後
勤務形態カレンダー通り
おすすめな人事務系の作業が得意な人看護師とは違う職種に転職したい人

企業(産業看護師)

病院以外の転職先を検討するなら、一般企業で「産業看護師」として働くのも一つの方法です。

主に、従業員の健康管理やメンタルヘルス対策、健康指導などをおこないます。従業員全員の健康診断のスケジュール立案や準備などを担当する場合もあるでしょう。

デスクワークがメインなので、病院に比べて看護処置を行う機会もほとんどありません。

ただ、産業看護師を募集している企業のほとんどが大企業であり、選考通過が難しいのが懸念点といえます。

また常駐する産業看護師の人数も少ないため、経験の浅い看護師にはハードルが高い転職活動になるでしょう。
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年収相場450~600万円前後
勤務形態カレンダー通り
おすすめな人一般の企業で働きたい人事務系の作業が得意な人看護師として経験が豊富な人

看護師がすぐに転職しやすい病院以外の職場2選

看護師が転職しやすい職種

次に、看護師がすぐに転職しやすい病院以外の職場を紹介します。

すぐに転職しやすい病院以外の職場

  • 訪問看護ステーション
  • 介護施設

上記の職場はナースセンターの資料でも、採用の需要が高く、転職しやすい職場として紹介されてます。

ここから一つずつ確認していきましょう。

訪問看護ステーション

訪問看護ステーションは、看護師の病院以外の転職先として、採用ニーズが高い職種です。

一人で患者宅を訪問し看護処置を行うため、訪問先の患者に対して、あらゆる判断をご自身で下す決断力が求められます。

また、身体的な負担や利用者家族とのコミュニケーションなど、介護以外のスキルも必要になる職種です。

さらに転職するステーションによっては、月4〜8回ほど即座に患者宅を訪問するオンコールが発生します。

訪問看護ステーションへの転職は、行動力や体力、決断力に自信のある看護師の方におすすめです。
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年収相場400万前後
勤務形態不定休(夜勤なし/ただし、オンコールあり)
おすすめな人コミュニケーションを取るのが好きな人行動力があり、体力的にも自信がある人患者一人ひとりとじっくり向き合いたい人

介護施設

特別養護老人ホームや有料老人ホームなどの介護施設も、看護師転職のニーズが高まっています。求人数が多いため、転職しやすい職種の一つです。

主に、体調管理や投薬管理など、入居者の健康管理をメインに担当します。容態が急変した際は、看護処置を求められる場合もあるようです。

介護施設や入居者の介護レベルによって業務内容や勤務形態が異なるため、転職の際は複数施設を比較検討してみると良いでしょう。
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年収相場350~400万
勤務形態不定休(夜勤/オンコールは施設によって有)
おすすめな人コミュニケーションを取るのが好きな人行動力があり、体力的にも自信がある人患者一人ひとりとじっくり向き合いたい人

珍しい|看護師におすすめの病院以外の転職先6選

続いて、看護師転職について、珍しい病院以外の転職先を6つ紹介します。

看護師におすすめの珍しい転職先

  • 医療機器メーカー(フィールドナース)
  • テーマパークなどの救護室
  • イベント会場
  • 旅行先(ツアーナース・リゾートナース)
  • 看護系の専門学校
  • 一般刑務所・医療刑務所

いずれも求人数が少ないので、あくまで選択肢の一つとして把握するのをおすすめします。

医療機器メーカー(フィールドナース)

フィールドナースは、医療機器メーカーにて、自社製品のプロモーションを行う職種です。別名「クリニカルスペシャリスト」とも呼ばれています。

看護師の視点で製品を分析・説明するスキルが求められます。医療機関向けの展示会を開いたり、実際に製品を使って紹介したりする場面もあるようです。

製品導入後はアフターフォローまで担当することもあり、看護師とは異なるスキルが広く求められます。

看護師から転職するなら、研修制度教育体制が整っている企業を視野に入れておくと安心でしょう。

テーマパークなどの救護室

あまり知られていない看護師の就職先として、テーマパークなどの救護室が挙げられます。

屋外のテーマパークに常駐し、急病人や傷病者が発生した際に、応急処置や適切な看護処置をおこなう仕事です。

土日休みを取るのが難しくなるデメリットがありますが、医療・保育施設以外で子どもと接する職場として人気があります。

イベント会場

イベント会場の救護室に待機して、看護処置をおこなうイベントナースも病院以外の転職先に該当します。ライブ中やコンサート中に発生した急病人や傷病者への応急処置がメインの仕事です。

ただ、イベントが開催されるタイミングで仕事が発生するため、派遣や単発バイトでの働き方が主流といえます。

社員として働きたい方や、安定した収入を求めている方にはおすすめできない職種です。

旅行先(ツアーナース・リゾートナース)

ツアーナース・リゾートナースは、旅行会社のツアーに同行して、旅行客の応急処置をする仕事です。

派遣や単発バイトとして求人募集をしている場合がほとんどのため「看護師資格を活かして副業したい」「スキマ時間を利用して働きたい」という方に適しています。

旅行に同行できるため、人気の高いバイトではありましたが、新型コロナウイルスの影響で求人数が減少しているのが懸念点です。

看護系の専門学校

看護師のキャリアを活かして、看護系専門学校の教員に転職するのも一つの選択肢です。

月給30万円以上を提示している求人もあるため、高収入を条件に転職したい方におすすめします。

ただ、看護師としての臨床経験が最低5年以上必要とされる傾向があるようです。評価対象になる研究論文の発表があるなど、看護師の仕事とは異なる内容が含まれていることにも注意しましょう。

一般刑務所・医療刑務所

一般刑務所の看護師は、法務省の職員として採用されるため、国家公務員に該当する職種です。全国の刑務所にある保健室や医務室に勤務し、受刑者の体調不良・ケガへの対処を仕事とします。

また医療刑務所看護師は、全国4か所にある医療刑務所に勤務し、医師の診療補助や看護など、治療が必要な受刑者の対応を行います。

一般刑務所の場合は日勤が基本であり、医療刑務所は日勤と夜勤の両方があります。

一般刑務所はクリニック、医療刑務所は病院と似た勤務体系であるとイメージすると良いでしょう。ご自身のライフスタイルに合わせて転職先を選択してみてください。

看護師が病院以外に転職するときに知っておくべき注意点【5つ】

看護師が病院以外の職場に転職する前には、以下の注意点を把握しておくと安心です。

看護師が病院以外に転職する際知っておくべき注意点

  • 求人が見つけづらい
  • 医療器具・消耗品の使用頻度が減る
  • 今よりも人間関係に悩むリスクがある
  • 新卒・未経験の看護師は病院で働くのが最適
  • 病院以外の職場はほとんどの場合給料が下がる

ここから詳しく紹介します。

求人が見つけづらい

病院以外の職場の求人を看護師が見つけるのは難しいです。

看護師求人の半数以上は病院の求人です。2021年のナースセンター資料では、一般企業の求人が全体の2%ほどと発表されています。

病院以外の人気の職場を検討している方は、転職サイトを積極的に利用しましょう。

医療器具・消耗品の使用頻度が減る

病院以外の職場に転職する場合、病院勤務のときほど医療器具・消耗品を使用する機会が減ってしまいます。

病院勤務の看護師としては、抵抗やギャップ、物足りなさを感じる方もいるでしょう。

ただ勤務期間にともなって、徐々に環境の変化に対応できます。病院以外の職場に転職する方は、医療器具・消耗品の使用頻度が減るのを把握しておきましょう。

今よりも人間関係に悩むリスクがある

病院以外の職場では、病院のように同僚や上司が医療従事者とは限りません。

例えば、保育園の看護師に転職したなら保育士、介護施設に転職したならヘルパーと連携して働きます。

他の職業の方との人間関係に悩む看護師の方は少なくありません。病院での経験を基準に人と接するのではなく、相手の立場相手の仕事を理解しようとする姿勢が大切です。

新卒・未経験の看護師は病院で働くのが最適

看護師に限らず、新卒や未経験の方は病院で働くのをおすすめします。

十分な経験やスキルを積んでいない状態のため、病院以外の転職先では「適応能力が低い」とマイナスなイメージを与えてしまうでしょう。

転職失敗を防ぐためにも、新卒や未経験の看護師の方は病院で働くのが最適です。病院以外の転職先を慎重に検討するのを心がけましょう。

病院以外の職場はほとんどの場合給料が下がる

看護師が病院以外に転職すると、給料が下がってしまう可能性が高いといえます。なぜなら、夜勤が発生しない職場が多いからです。

病院勤務で基本給に加算されていた手当の分、月々の給料が低くなると考えておきましょう。

さいごに

看護師の病院以外の転職先について解説しました。

それぞれの職場での業務内容や特徴を理解し、自分の希望にあった転職先を探していきましょう。

あなたの今後の人生がより明るいものとなることを祈っています。

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